ビル＆メリンダ・ゲイツ財団「韓国、ＩＣＴを活用して新型肺炎の初期対応した模範事例」
ⓒ 中央日報日本語版2020.06.26 11:50
ビル＆メリンダ・ゲイツ財団（以下、ゲイツ財団）が情報通信技術（ＩＣＴ）を活用した韓国の新型コロナウイルス感染症への対応を模範事例だと評価した。
韓国企画財政部、世界銀行（ＷＢ）、ゲイツ財団は２６日午前、デジタル技術を活用した新型肺炎の対応に関するセミナーをテレビ会議で開催した。「デジタル技術を活用して感染病に対応した韓国の事例について意見を交わしたい」というゲイツ財団の要請で開かれたセミナーだ。
セミナーには疾病管理本部、情報化振興院、ＫＴなどが参加して公共保険で新型肺炎に対応した事例、感染者の移動経路追跡などＩＣＴを防疫に活用した事例を紹介した。
ゲイツ財団のアンドリュー・トライスター局長は「データなどＩＣＴを活用して初期に新型肺炎を積極的に対応したのは他国にとって手本になる模範事例」と評価した。
企画財政部のホ・ジャン国際経済管理官は「新型肺炎の拡大により、世界各国は保健防疫と経済回復間バランスを取るための努力が必要だ」として「このため、革新・デジタル技術の役割が重要だ」と強調した。