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サムスン電子副会長「ややもすれば淘汰、先に未来に到着しよう」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.24 09:48
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サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が23日、京畿道(キョンギド)水原(スウォン)の生活家電(CE)事業部を訪れて経営陣と「コロナ危機」の対応策と未来戦略について意見を交わした。この日はちょうど李副会長の52回目の誕生日で、李副会長の現場訪問は半導体研究所に続いて4四日ぶりだ。

李副会長はCE事業部経営陣との懇談会で「経営環境が当社の限界をテストしている」として「ややもすれば淘汰される。揺れずに思い切って挑戦しよう」と話した。続いて「われわれが先に未来に到着しよう」と役職員を励ました。李副会長の発言はハイアール(Haier)・TCLなど中国企業などが家電分野でも追い上げている状況を指摘したとみられる。李副会長の懇談会にはキム・ヒョンソクCE部門長(社長)、チェ・ユンホ経営支援室長(社長)、イ・ジェスン生活家電事業部長(副社長)、カン・ボング韓国総括(副社長)などが参加した。

 
李副会長は懇談会を終えた後、水原事業場内家電ショールーム(展示場)に立ち寄って人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)機能が取り入れられた各種製品を見学した。彼は直接座って洗濯機内部の構造を見たりもした。サムスンCE事業部は今年利用者の習慣、使用パターン、生地などを把握して自ら洗濯・乾燥時間を決める「グランデAI」洗濯機・衣類乾燥機を発売した。機器の中でAI演算を処理する「オンデバイスAI」に「クラウドAI」を結び付けたのが特徴だ。李副会長が昨年8月光州(クァンジュ)CE事業場を訪問して「伝統的な家電製品に対する考えの限界を崩すべきだ」と呼びかけた後発売された製品だ。

裁判所が9日拘束令状を棄却した後、李副会長は半導体からモバイル・家電までサムスン電子の3大事業群の経営陣に会う現場経営を続けている。李副会長は自身の起訴の可否に関連した検察捜査審議委員会(26日)を控えている。

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    サムスン電子副会長「ややもすれば淘汰、先に未来に到着しよう」

    2020.06.24 09:48
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    サムスン電子の李在鎔副会長(中央)が23日、水原生活家電事業部を訪れてイ・ジェスン生活家電事業部長(右・副社長)、イ・ギス生活家電開発チーム長(左・専務)とともにAI洗濯機を見回した。AIは彼が強調してきた次世代成長エンジンだ。[写真 サムスン電子]
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