日本の攻撃に日本が被害…輸出規制から1年、韓国の驚くべき変化(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.24 08:35
昨年7月4日。日本は韓国の半導体・ディスプレイ産業を狙った「核心材料輸出規制」を電撃断行した。当時、サムスン電子やSKハイニックス、LGディスプレイなどは直撃を避けることは難しいという否定的な見通しが支配的だった。だが、ぼほ1年が経過した今月23日、半導体・ディスプレイと材料・部品・装備業界の取材を総合すると「心配はただの心配にすぎず、かえって国産化を高める『転禍為福』になった」と口をそろえた。メーカーはいち早く材料供給元の多角化と材料・部品・装備の国産化に動き、政府は核心材料育成政策でこれを後押しした結果だという分析だ。
◆韓国、「国産化・多角化」体質改善に成功
日本は昨年7月、フッ化水素・フォトレジスト(感光液)・フッ化ポリイミドなど先端材料3品目の輸出に規制をかけた。3品目を「包括輸出許可」から「件別許可」対象に切り替え、8月には輸出許可簡素化対象国である「ホワイト国」リストから韓国を除外した。3品目は半導体・ディスプレイ産業の核心素材だが、日本の依存度が90%にもなっていた。日本が韓国の半導体・ディスプレイ産業の構造的脆弱性を鋭く狙ったことになる。