【時論】いま浪漫的北朝鮮観を警戒しなければならない理由
6・25戦争が勃発してから70年という歳月が流れたが、戦争はまだ終わっていない。南北は敵対的関係を清算できないまま停戦体制に留まっている。6月に入り北朝鮮は対南事業を「対敵事業」に転換すると宣言し、16日には南北連絡事務所を爆破し、引き続き崖っぷちパフォーマンスを繰り広げる展望だ。
事実、北朝鮮はこれまで南朝鮮解放という対南闘争の戦略目標を一瞬もあきらめたことがない。その時その時、戦術的に闘争様態を変化させていただけだ。6・25戦争は何かの手違いが生んだ「小さな戦争」ではなかった。今まで公式に集計された死者だけで約137万人にのぼる。1945年8・15解放と分断直後から北朝鮮は韓国体制の転覆工作とパルチザン闘争を波状的に展開した。