韓経:韓国自動車部品会社、1-3月期は半分が赤字…コロナ拡大前から厳しく
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.11 09:09
韓国自動車産業の生態系が崩壊直前状況に追い込まれた。1次打撃は部品会社が受けている。1-3月期の業績が深刻に悪化したのに続き、4-6月期以降は生存も厳しいという見方も出ている。一部の企業は希望退職者を募るなど人員削減に入っている。
韓国経済新聞が10日、上場部品会社80社の1-3月期の業績を全数調査した結果、半分近い36社が赤字だった。25社は営業利益が減少した。収益性が悪化した企業が全体の76.3%にのぼるということだ。デユエイテック、ソヨンイファ、ソンウハイテック、ファシンなどは100億ウォン(約9億円)以上の赤字を出した。国内2大部品会社ハンオンシステムとマンドも営業利益が半減した。新型コロナウイルス感染症の影響だ。
売上高も急減した。53社(66.3%)が前年同期比で売上減少となった。エスモ、東洋ピストン エスジェイケイなどは売上高が半分以上も減少した。部品業界の関係者は「いくら小さな部品会社といっても売上高が1年で半減することはほとんどない」とし「部品会社が過去最悪の経営難を迎えているということ」と説明した。