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【噴水台】妙手の応酬…サムスンvs韓国検察

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.10 11:48
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「週末にこっそりとエバーランドに行ってきたが、ディズニーランドよりもよかった。このような良い企業を捜査しなければいけないと思うと申し訳ない気持ちにもある」。

サムスンエバーランド転換社債(BW)不正発行疑惑事件の捜査が進行中だった2003年、当時のソウル地検の幹部がこのような一言を投じた。サムスングループに対する多数の国民の「アンビバレンス 」を代弁するような発言だった。

 
サムスンは大韓民国を代表する企業であり世界屈指のグローバル企業だ。多くの韓国人がサムスンの恩恵を受け、サムスンを自慢する。しかし少なくない批判はサムスンに対する愛情の純度を低める結果につながった。

その核心の経営権継承関連問題は、サムスンエバーランドBW事態から国政壟断事件を経てサムスン物産・第一毛織合併の件にいたるまで長い歴史が積み重さっている。

それだけにサムスンと検察の駆け引きも濃度が深まるようだ。2日の検察捜査審議委員会招集申請は意表を突く妙手であった。知らされていた順序とは反対だが、サムスンが逮捕状請求の動きを事前に把握して先手を打ったと見るべきだろう。元特捜部検事が並ぶサムスン弁護団の顔ぶれを見ると十分に可能なシナリオだ。これはひとまず効果があったようだ。検察が逮捕状請求で対抗したが「腹いせ請求」という評価に続いて棄却された。

一見、検察の完敗だ。しかし逮捕状請求自体を検察の苦肉計とみる余地はないだろうか。事実上捜査を終了した検察としては李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長の逮捕にこだわる理由はなかった。それでも逮捕状を請求してサムスン優遇という批判を避けたただけでなく所得もあった。逮捕状担当判事が「裁判で有罪・無罪の判断を受ける必要がある」とし、内心不起訴を望んでいたサムスンを驚かせた。

しかし忘れてはならないのは一度の妙手と最終的な勝着は別という点だ。本当の勝負は逮捕かどうかでなく判決で決まる。したがって双方はもう妙手ではなく、望む判決を引き出すのに全力を注ぐのがよいのではないだろうか。経済状況と法的正義を同時に考慮した「本当の妙手」の出すのは、その方面で豊富な経験を持つ司法府に委ねるのが穏当であるようだ。

パク・ジンソク/社会エディター

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