【コラム】フレーム用語に閉じ込められた尹美香事件
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.01 10:50
しばらく静かだった単語があふれ出ている。「組分け」「身元暴露式」「無分別な」などだ。与党「共に民主党」比例代表議員の尹美香(ユン・ミヒャン)氏に関連する問題でだ。与党代表は「身元暴露式の疑惑提起に屈服してはいけない」と尹氏を援護した。その2日後の5月29日、尹氏は当選人という身分で国会で記者会見を開いた。各種疑惑提起初期、特に検察が本格的に捜査に入る前とその語り口はかなり異なった。
尹氏は5月12日、フェイスブックを通じて「私に対する攻撃は保守メディアと未統党(未来統合党)が作った謀略劇」と反発した。「親日が清算されていない国で個人の生活を後まわしにして正義、女性、平和、人権の茨の道に入った人が経験する宿命として堂々と対抗する」とも話した。特に、「6カ月間にわたり家族と知人の息の音までは調べられたチョ・グク前法務長官を思い出す朝」とい綴った。