「習近平総書記」と呼んだポンペオ長官、中国圧迫しながら韓国の名を挙げた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.01 10:40
米国が中国の軍事力強化を威嚇と規定し、これに対応する同盟とのパートナーシップを強調した。その上で韓国についても言及したが、同盟国を相手に「反中戦線」に参加するよう圧迫する意図とみられる。
ポンペオ米国務長官は31日、フォックスニュースとのインタビューで中国の軍事力増強に関する質問に対し、「中国共産党の軍事的発展と関連、それは現実。習近平総書記(General Secretary)はその軍事的能力を増強することに没頭している」と話した。習近平中国国家主席を直接取り上げただけでなく、習主席を「総書記」と表現したのだ。これまで習主席に対し大統領を意味する「President」という呼称で呼んできたのとは異なる様相だ。
続けてポンペオ長官は「トランプ大統領下で米国の国防総省と軍、国家安全保障機関はわれわれが米国国民を保護でき、インド、オーストラリア、韓国、日本、ブラジル、欧州など世界の米国の同盟と良いパートナーになる状態を維持させるだろうという点を確信する」と話した。