【コラム】コロナが韓国にくれた機会…医療機器産業を花開かせ所得5万ドル時代を切り開こう(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.01 10:10
韓国医療産業に希望がある。普段、高い許可基準で既得権を保護しているという印象を与えていた食品医薬品安全処の変化した姿を見た。食品医薬品安全処が規制とともに医療産業振興にも格別の関心を持っているという証拠だ。今回許可を受けた診断キットも精度は100%ではない。それでも緊急状況を考慮して許可を出した。
医療産業振興のために3つのことを提案する。第一に、食品医薬品安全処の医療産業振興の役割を注文したい。開発された製品の許可権を持つ食品医薬品安全処が新製品開発の「家庭教師」役を果たすなら、効果は絶大だ。新製品の場合、融通性のある評価基準を適用して品質改善の機会を与える。このように誕生した製品が健康保険適用を受けられるように積極的にサポートする。食品医薬品安全処が医療産業振興の家庭教師になるなら半分は成功だ。