看護師の感染が続く…医療界が危機=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.07 15:39
看護師が新型コロナウイルス感染症に感染している。看護協会は「新型コロナが発生して80日余り経過し、看護人材の疲労蓄積と人材・装備不足のため」と指摘した。
大韓看護協会によると、5日に議政府(ウィジョンブ)聖母病院の看護師の感染が確認されたのに続き、馬山(マサン)医療院でも看護師1人が感染した。4日には全羅北道(チョンラブクト)でも看護師1人が感染した。大田(テジョン)報勲病院で勤務するこの看護師は大邱(テグ)に医療ボランティアに行ったが、検査で陽性判定を受けた。
協会は看護師の相次ぐ感染を受け、新型コロナ専門病院の看護師を対象に現場での感染露出危険性と原因把握調査に入った。協会側は「調査の結果、新型コロナで現場で超高強度労働による疲労蓄積、集中力の低下などが把握された」とし「感染予防に脆弱な病院内のシステム改善が急がれる」と明らかにした。