慰安婦被害者の李容洙さん「募金の後、夜遅くお腹が空いたと言ったら、挺対協にはお金はないと言った」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.26 08:14
旧日本軍慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さんは25日、大邱(テグ)で開かれた記者会見で、記者たちに対して「必ず(私が)話した言葉でしてほしい(書いてほしい)。ない言葉を推測してするのではない」と数回繰り返した。自身の発言がわい曲されたり政治的に利用されたりすることに対する憂慮だった。これに対し、李さんの肉声発言を抜粋して最大限そのまま伝える。
「92年6月25日に〔韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)に〕申告した時、尹美香(ユン・ミヒャン)幹事に(申告)した。29日に集まりがあると言ったので行った。日本のある先生が定年退職をしてお金をくれた。その時から募金を集めているところを見た。なぜ募金を集めるのか分からなかった。バスケット選手がバスケットボールをするところでも待ってお金を受け取ってきた。なぜそうするのか分からなかった。当たり前のことなのかと思ったが、少し恥ずかしかった。夜遅くなってお腹がすいたが、おいしいもの買ってほしいと言うと『お金がないです』(と言った)。お金を集めてもそんなものなのかと思った。