【社説】韓国5・18民主化運動40周年、真実究明と国民和合の転機になるよう
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.19 15:12
40周年を迎えた5・18民主化運動(光州事件、以下、5・18)記念式典が昨日、光州(クァンジュ)5・18民主広場で開かれた。5・18は1980年新軍部のクーデターに対抗し、身を挺して民主主義を守った光州市民の非暴力平和運動だ。世界の民主主義歴史に記録される大切な遺産だ。新軍部は学生・市民の平和デモを軍隊を投じて無慈悲に鎮圧し、この過程で死亡・負傷・行方不明など7200人余りが犠牲になった。今でも傷が癒えないでいる悲劇的事件だ。公権力によって無実の市民が犠牲になったという点で、韓国現代史の汚点でもある。
5・18犠牲者は一時暴徒という汚名を着せられたりもしたが、1995年5・18民主化運動などに関する特別法が制定されながら「民主化運動」として認められ、この法によって12・12クーデター(粛軍クーデター)の主役が処罰された。1997年には国家記念日に指定され、2001年5・18民主有功者優遇に関する法律が制定されながら有功者優遇を受けることになった。