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【時論】慰安婦被害者・李容洙さんの「良心宣言」に込められた気持ち

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.19 12:08
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「慰安婦を利用した水曜集会と正義記憶連帯(正義連)の活動にはもう参加しない」と宣言した李容洙(イ・ヨンス)さんの7日の記者会見を見た瞬間、「起こり得ることが起こった」と思った。

筆者にとって2015年は特に記憶に残る年だった。同年、米国から1本の電話がかかってきた。「安倍晋三首相の米国議会の演説で李容洙さんを一番前の席に迎えたい」という提案だった。それをきっかけに筆者は有志と共に大邱(テグ)に初めて「平和の少女像」を設置することになり、足りない部分は多いが李容洙(イ・ヨンス)さんをそばで見守っている。

 
筆者がおばあさんを数年間見守りながら、よく口にする言葉を碑石に刻んだものがある。1つ目は「愛しています」。2つ目は「歴史は書き直すことができるが真実は書き直せない」。3つ目は「日本は私が死ぬ日まで待たず、一日も早く謝罪しなければいけない」。そうしてこそ韓日両国が共存して暮らすことができる。このような言葉には慰安婦が生存している間に慰安婦問題を解決するのが優先というおばあさんの認識が反映されている。また、慰安婦団体所属活動家の政治的な位置づけ強化や国会進出などは慰安婦問題の解決後でも遅くないというおばあさんの強い思いが込められている。

韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)は1990年11月16日に発足し、「慰安婦被害者の人権回復と韓日間の歪曲された歴史を正すために挺対協を発足させる」と宣言した。当時まで沈黙して生きてきた慰安婦被害者にとってどれほど大きな希望として聞こえたか、考えるだけでも涙が浮かぶ。

今からでも正義連と尹美香(ユン・ミヒャン)前正義連理事長(共に市民党から比例代表で国会議員に当選)は提起された多くの疑惑について正直に釈明しなければいけない。国民の寄付金に対する透明な公開、慰安婦の喪主として個人の通帳で受けた弔慰金資料の公開、そしておばあさんたちがいない「慰安婦の憩いの場」疑惑などを国民の前で詳しく説明する必要がある。検察や国家機関の取り調べの前に、寄付金運営団体は国民の合理的な疑問に真実の答えを出すことが求められている。

挺対協と正義連はこれまで築いた成果で現在の問題を伏せることはできないという点を直視しなければいけない。発足当時の初心と約束のように、すべてをものを捨てて慰安婦被害者の人権を回復する本来の道を進まなければならない。特に挺対協と正義連は「日本軍慰安婦犯罪に対する日本政府の謝罪そして法的補償」を主張してきたが、その結果がどうなのか問いたい。むしろ慰安婦被害者のための闘争の見返りが国会または政・官界進出の橋頭堡になったのではないか省察すべきだろう。何よりも「真実を告白すべき」と要求した李容洙さんに対して親日や認知症という表現を使ったのは嘆かわしい。すでに亡くなった慰安婦被害者の英霊にも消えない傷を与える。

もちろん過去30年間に挺対協が慰安婦問題を国内外に知らせ、解決に向けて努力した功労と役割を低く評価すべきではない。不正疑惑とは別だ。

2015年の光復(解放)70周年に大邱(テグ)に平和の少女像を設置した当時の言葉を思い出す。「慰安婦被害者をもう慰安婦と呼ばず、この地に戦争が消えて女性の性が蹂りんされる悲劇がないよう生きている証人であり、世界を回って証言する女性人権運動家としておばあさんを迎えるべきであり、そのように呼ばなければいけない」。

2015年12月28日の朴槿恵(パク・クネ)政権での合意と、2019年12月27日の憲法裁判所の却下宣告以降、慰安婦問題の解決は進んでいない。もう慰安婦問題を民間団体に任せるのでなく、政府が動いて慰安婦被害者の希望に基づき、両手に平和と愛・容赦の価値を抱かるべきだろう。そうしてこそ我々は少女像の前に恥じることなく立つことができるはずだ。

キム・キョジョン/大邱2・28民主運動記念事業会広報委員長



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