【時論】慰安婦被害者・李容洙さんの「良心宣言」に込められた気持ち
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.19 12:08
「慰安婦を利用した水曜集会と正義記憶連帯(正義連)の活動にはもう参加しない」と宣言した李容洙(イ・ヨンス)さんの7日の記者会見を見た瞬間、「起こり得ることが起こった」と思った。
筆者にとって2015年は特に記憶に残る年だった。同年、米国から1本の電話がかかってきた。「安倍晋三首相の米国議会の演説で李容洙さんを一番前の席に迎えたい」という提案だった。それをきっかけに筆者は有志と共に大邱(テグ)に初めて「平和の少女像」を設置することになり、足りない部分は多いが李容洙(イ・ヨンス)さんをそばで見守っている。