「慰安婦支援団体挺対協は悪党」シム・ミジャさんを被害者名簿から外した挺対協
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.19 08:50
2004年、韓国挺身隊問題対策協議会〔挺対協、日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)の前身〕を「悪党」と呼んで批判した慰安婦被害者の故シム・ミジャさん(2008年死亡)の名前が南山(ナムサン)の「記憶の場」にある被害者名簿にはないことが確認された。当時、名簿は挺対協が作成した。
記憶の場に作られた造形物「大地の目」には「被害者ハルモニ(おばあさん)247人」の名前がカナダ順で刻まれている。原則どおりなら、シムさんの名前は左から6列目の中間に刻まれているべきだが、名簿は「シムOO」さんからすぐに「アンOO」さんに続いている。
記憶の場は挺対協や女性界など市民団体を中心に構成された推進委員会が国民の寄付を集めてソウル市とともに作った。2016年8月に除幕式が行われた。推進委とソウル市関係者は「247人の名簿は挺対協から受け取った」と確認した。