「プリウス20年」迎えたトヨタが不振、不買運動のためだけではない=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.18 09:55
世界初のハイブリッド自動車トヨタ・プリウスがグローバル販売を始めて今年で20年を迎えた。意味深い年だが、韓国の輸入車市場でトヨタ・レクサスは1年近く苦戦が続いている。不買運動の影響が大きいが、別の理由もある。
内燃機関(ガソリン)エンジンを電気モーターが補助するハイブリッド車のプリウスは1997年に日本で販売が始まったが、2000年から北米・欧州など世界市場にデビューしてセンセーションを起こした。レオナルド・ディカプリオ、キャメロン・ディアスなどハリウッドのセレブのほか、若い専門職がプリウスの環境対応に呼応し、「世界で最もクリーンな車」という名声を得ることになった。
当時では破格的な燃費も大衆を刺激し、2008年5月に世界100万台販売を超え、現在まで600万台以上が売れた。トヨタはプリウスの成功を受け、カムリやRAV4のハイブリッドモデルも出し、ハイブリッドのトップ走者になった。