習主席「年内訪韓の意志」…韓国大統領府の発表にはあったが、中国にはなかった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.14 14:43
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と中国の習近平国家主席の13日夜の電話会談内容に関連し、両国メディアの発表に微妙な差が表れている。韓国メディアでは「習主席の訪韓」が強調されているが、中国メディアではこの部分が全く出ていない。
その代わり韓国メディアには見られない「習主席のリーダーシップ」に対する文大統領の評価が中国メディアでは報道されている。電話を先にかけたのは習主席であり、約34分間の電話会談で習主席が最も求めていたのがこの言葉という見方が出ている。
青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)の姜ミン碩(カン・ミンソク)報道官は13日、韓中首脳の電話会談に関する書面ブリーフィングで、習主席が「年内訪韓に対する強い意志に変わりはない」と述べた、と紹介した。しかしこの日の中国国営新華社通信の報道は習主席の訪韓に全く触れなかった。