クラブ発再拡散、企業の海外感染…「K防疫」広報は早すぎたのか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.13 08:09
ソウル龍山区(ヨンサング)梨泰院(イテウォン)のクラブに関連して新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の再拡散に対する懸念の声があがっている中、外信では韓国の防疫状況に対する懐疑論が浮上している。新型肺炎事態が依然として現在進行形である中、韓国政府が「K防疫」と名付けて国際的に防疫広報に出たのが早すぎたのではないかとの指摘が出る。
今月2日、京畿道龍仁市(キョンギド・ヨンインシ)の66人目の感染者が梨泰院一帯のクラブを訪問した後、韓国で新たに確認された感染者数は再び急増する傾向だ。12日正午を基準に梨泰院クラブ関連感染者数は102人だった。この中には梨泰院に行ったことがない「二次感染」の事例も29人が含まれている。これを受け、フィナンシャル・タイムズ(FT)は10日(現地時間)、韓国の集団感染事態が「大規模の検診と移動経路の追跡、社会的距離の確保などを通して成功的な防疫として国際的に称賛された韓国政府に打撃になっている」と報じた。