北朝鮮江原道平康でM3.8の地震…ソウルでも「揺れ」申告
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.12 07:26
北朝鮮江原(カンウォン)山間地域でマグニチュード(M)3.8の地震が発生した。気象庁は11日、「午後7時45分、北朝鮮江原平康(ピョンガン)北北西32キロ地点の深さ16キロでM3.8の地震が発生した」とし「江原・京畿(キョンギ)・ソウル・仁川(インチョン)地域まで最大で震度2が予想される」と明らかにした。
震度2は静かな状態や建物の上層階の一部の人だけが感じる程度の揺れ。気象庁によると、今回の地震で午後8時現在、ソウルで4件、京畿で31件、江原で4件など首都圏と江原道で計39件の有感申告(地震の揺れを感じたという申告)があった。
気象庁のユン・ギハン事務官は「今まで京畿・ソウル・江原で有感申告があったが、ほとんど静かな状態で揺れを感じたということだった」と説明した。気象庁は「今回の地震は自然地震と分析される」と明らかにした。ユン事務官は「地震波の上下振動幅(S波)が左右振動幅(P波)よりも大きい形態で、自然地震の波形」と説明した。