新型コロナウイルス感染症（新型肺炎）感染者が１２人増えた。

疾病管理本部中央防疫対策本部は８日０時を基準に累積感染者数が計１万８２２人で、前日より１２人増えたと明らかにした。新規患者は３日（１３人）以降最近４日間一桁を維持したが、この日５日で再び２桁に増えた。この中で１１人は海外流入、１人は地域発生だ。

地域社会感染者は京畿道（キョンギド）で確認された。京畿道龍仁（ヨンイン）で最近確認された２０代男性と接触した友達・同僚などが相次ぎ陽性判定を受け、地域社会の二次感染に対する懸念の声が上がっている。

隔離解除された患者は９４８４人（８７．６％）で前日に比べて６５人増えた。まだ隔離されている感染者は１０８２人で前日より５３人減り、死亡者は２５６人を維持した。朴凌厚（パク・ヌンフ）保健福祉部長官はこの日午前、中央災害安全対策本部会議で「生活の中の距離確保が始まって以降京畿地域で地域感染者が発生した」とし「一人の感染者が地域拡大を再びもたらす可能性があるため、緊張を緩めずに生活の中の距離確保の実践に徹底してほしい」と話した。