米スポーツ専門局ＥＳＰＮで韓国プロ野球の解説を担当するエドアルド・ペレス氏が現地メディアのインタビューで所感を語った。

フォーブスは８日（以下、韓国時間）、「北米地域で唯一、野球生中継の解説をしている人物」として、ＥＳＰＮの解説者ペレス氏のインタビューを載せた。

ペレス氏は５日に開幕した韓国プロ野球のＥＳＰＮの解説を担当している。普段の野球中継では７０％をモニターに、３０％を肉眼に依存するというペレス氏は、あらかじめ練習したものの現場でないところで中継するのは難しいと紹介した。守備シフトなど細かな点を直接見て説明すればカメラもそれを追う場合が多いが、ここではそれもできないというのがペレス氏の説明だ。

ペレス氏は「チームでは打って走る作戦が多く見られる。３点本塁打ばかりに依存しないのが新鮮に感じられる。これが韓国がオリンピックやＷＢＣ（ワールド・ベースボール・クラシック）で活躍できる理由だと考える」とし、韓国野球に対する印象も伝えた。

ペレス氏は１９９３年から２００６年までメジャーリーグで野手としてプレーした。引退後は解説などさまざまな活動をしている。２０１３年のＷＢＣではコロンビア代表を率いた。２０１１年からはマイアミ・マーリンズの打撃コーチ、２０１３年にはヒューストン・アストロズのベンチコーチを務めた。