トランプ大統領の「9・11発言」に不快感示した中国「米国、真の敵はコロナ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.08 08:43
米国政府が連日、中国の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)責任論を提起すると、中国政府は「米国が直面したのは中国ではなくコロナウイルス」と反論した。ドナルド・トランプ米大統領が新型コロナ被害を「真珠湾攻撃よりも、世界貿易センタービルのテロよりも悪い」と評価し、中国を圧迫したことに反発したものだ。
7日(現地時間)付けのロイター・RFIなどによると、華春瑩中国外交部報道官はこの日、定例会見でトランプ大統領の「真珠湾、9・11テロ」発言についてどう思うかという質問に「コロナウイルスは人類共通の敵」とし「ウイルスとの戦いに出た中国と米国は、敵ではなく戦友でなければならない」と答えた。