米メリーランド州知事が輸入した韓国製コロナ診断キット、FDA承認受けられず(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.30 09:03
韓国系女性と結婚して「韓国の婿」と呼ばれているメリーランド州のラリー・ホーガン州知事が直接空輸した韓国企業ラボジノミクス(LabGenomics)の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)診断キットが米国食品医薬局(FDA)の緊急使用承認(EUA)を受けられなかったことが確認された。これに伴い、50万件分の診断キットが移送されて10日が過ぎたが、現場での使用が不透明な状態だ。
◆韓国外交部「FDAの承認受けられなかったのは事実」
29日、外交部関係者は中央日報の電話インタビューに「ラボジノミクスの新型コロナ診断キットがまだFDAの緊急使用承認を受けられなかったのは事実」としながら「だが、新型コロナ事態によって連邦政府がFDAの承認がなくても州政府次元で診断キットを売れるように規制を緩和した状態で販売は可能だ」と話した。