エスオイル、1-3月期は1兆ウォンの赤字…韓国石油元売りの悪夢始まる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.28 09:52
1-3月期の成績表を受けた石油精製企業の衝撃が大きい。エスオイルは1-3月期の営業で1兆73億ウォン(約9350億円)の赤字を出したと27日、発表した。証券業界の予想(6000億ウォンの赤字)より赤字幅がはるかに大きかった。四半期で1兆ウォン台の赤字は1976年の会社創業以降初めて。同社の前年同期の営業利益は2700億ウォンだった。売上高は小幅減少にとどまったが、原油安で収益性が急激に悪化したのだ。同社の1-3月期の売上高は5兆2000億ウォンと、前年同期比4.2%減。
現代オイルバンクは29日、SKイノベーションは来月6日、GSカルテックスは来月第2週に業績を発表する予定だ。金融市場では韓国石油元売り4社を合わせて1-3月期の赤字が計3兆-4兆ウォン(石油精製部門基準)という予想が出ている。この場合、4社は今年1-3月期が過去最悪の業績になると予想される。