韓国の製造業の比率、米・英の2-3倍…コロナ危機で経済支える
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.21 10:14
新型コロナ事態が韓国経済で製造業の重要性を改めて確認させている。環境汚染の「主犯」、付加価値が低い「煙突産業」などと汚名を着せられてきたが、世界的な経済危機の中でも製造業が役割を果たして韓国経済が持ちこたえているということだ。
国際通貨基金(IMF)が最近発表した報告書「世界経済見通し」によると、半年前と比較した韓国の今年の経済成長率予測値下落幅(3.4%ポイント)は経済協力開発機構(OECD)36加盟国のうち最も小さい。今年の成長率予測値はマイナス(-1.2%)だが、主要20カ国・地域(G20)のうちインド(1.9%)・中国(1.2%)・インドネシア(0.5%)に次いで4番目に高い。新型コロナ事態による被害を最小化した国に挙げられる。防疫の成果が良好であるうえ、伝染病拡大による被害が大きい産業への依存度が低いのがその理由だ。