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「武漢日記」の作家告発…中国、新型コロナの沈静化に乗じた報復始まった

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.09 13:11
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8日午前0時を期して新型コロナウイルスの発源地である武漢に対する封鎖が解除されるなど状況が次第に安定を取り戻し、中国ではこれまで政府批判に声を高めていた人たちに対する攻撃が始まった。

中国北京市規律委員会が7日に習近平中国国家主席に向け苦言を呈した不動産財閥の任志強氏を逮捕した事実を確認したのに続き、封鎖された武漢の状況を伝えてきた作家の方方氏も最近中国国家監察委員会に告発された。

 
ブログで自身を「明徳先生」と明らかにした人物が6日、「湖北省政府の管理を受ける幹部方方氏が6軒の来歴不明の不動産を所有している」として国家監察委員会に公開的に告発したと香港明報と中華圏ネットメディアの多維などが7日報道した。

2007年から2018年まで中国湖北省作家協会主席を歴任した今年65歳の方方氏は武漢が1月23日に封鎖された後、1月25日の春節当日から毎日日記形式で封鎖された武漢で起きていることと自身の考えなどを感動的にブログに記した。

「方方日記」または「封鎖された都市の日記」「武漢日記」など多様な名前で呼ばれる方方氏のブログは3月25日まで合計60本のエントリーで終わるまで1本当たり数万回から数十万回のアクセスがあり、中国だけでなく韓国と米国など各国でも大きな関心を集めた。

「隣のいとこが死んだ。知人の弟も死んだ。友達の両親と妻も死んだ。その友達も死んだ。いまは泣いても声が出ない」という方方氏の日記は封鎖された武漢で病床を見つけられずに死んでいく人たちを慰める鎮魂曲に近かった。

方方氏は政府批判もはばからなかった。先月6日に中国共産党武漢氏委員会の王忠林書記が「党総書記と共産党の恩恵に感謝しなければならない」として習近平主席に対する感恩論を提起した時、これに反旗を翻した。

翌7日に自身のブログに「中国政府は人民の政府だ。人民のために存在する。どうかその傲慢さを引っ込め、あなたたちの主人である武漢市民にむしろ謙虚に謝意を表すべき」と一喝した。

このブログは方方氏の43番目の日記とされる。これに驚いた武漢市はすぐ感恩論を引っ込め、3日後の10日に武漢を訪れた習近平主席は実際に武漢市民に向け「感謝する」とあいさつした。

方方氏の実名は汪芳で、江蘇省南京の出身だが武漢で育ち、1982年に武漢大学中文学課を卒業した後、湖北テレビに入り仕事を始め、その年から作品活動をしてきた。

2012年に発表した中編小説が映画化されたりもした。2016年に出版された長編小説「軟埋」は路遥文学賞を受賞したりもしたが地主階級の利益を代弁したのではないかとの批判とともに書架から撤去されるなど曲折を体験した。

方方氏の母方の祖父の楊コウ笙は清朝を倒した1911年の辛亥革命の元老でもある。方方氏はブログで主に中国の極左勢力を非難したという。最後のエントリーの内容が代表的だ。

「この数年間非常に水準の低い極左勢力がまるで新型コロナウイルスのように私たちの社会を感染させている。彼らは役人の庇護の中でむしろ最も速いスピードで役人を感染させ日増しに勢力を育てている。いまはなんとも言えないほどやりたい放題になった」と批判した。

また「極左勢力は黒社会のような組織を備え、すべてのインターネット空間で自身の考えと違う人を好き勝手に凌辱している」として中国当局の威を借り思いのままに羽根を伸ばす極左勢力の問題点を指摘した。

こうした方方氏の60本の記事を集めて世界的著名出版社のハーパー・コリンズが8月18日に『武漢日記(Wuhan Diary:Dispatches from the Original Epicenter)』という題名で出版する予定だ。

ところがまさにこのタイミングで告発が入ったのだ。方方氏に対する攻撃は過去にもあった。3月12日にあるネットユーザーが書き込んだ。方方氏が自身の特権を利用して武漢封鎖期間である1月29日にめいを空港に送り、めいが翌日シンガポールに向かったというものだ。

また、自身を高校生だと明らかにした別のネットユーザーは方方氏にインターネット書信を送り、「あなたは作家で魂のエンジニアだ。みんなに肯定的な信頼を吹き込むべきではないか」として中国社会を猛烈に批判する方方氏を叱責した。

このネットユーザーは方方氏が武漢の問題点を指摘することが「恥ずかしいことをしながら大通りで声を張り上げるのと何が違うのか」と抗議したりもした。だがこうしたあふれる非難にも方方氏は全く屈していない。

「めいを空港に送ったのは正当な手続きを通じたもので、不動産事件も全く問題ないこと」と説明している。むしろ告発者の「想像力とねつ造能力に賛辞を送る。法廷で戦おう」と対抗している。

しかし中国社会の恥部を暴いた方方氏に対する見えない勢力の攻撃は続きそうだ。方方氏の主張に正面から反論するよりは彼女の私生活に問題点を見つけ方方氏を社会的に抹殺する方式が利用される可能性が大きいようにみられる。

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