強制休職の在韓米軍労働組合が怒り…「なぜ我々が担保に」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.07 15:25
「熱心に働いてきたのに『担保』のように扱われるのか」。韓米防衛費分担金特別協定(SMA)交渉の長期化で1日から強制休職事態を迎えた在韓米軍韓国人労働組合のチェ・ウンシク委員長は6日、中央日報との電話で、現在の自分たちの立場をこのように表現した。「防衛費分担金に特に影響を及ぼさない我々の人件費が韓米交渉の過程で罪人にされた」というのがチェ委員長の考えだ。
チェ委員長は無力感の中、韓米同盟70年の歴史で初めて亀裂を感じるとも語った。安全保障の空白を懸念して無賃金労働でもしようとしたが、それさえも阻止された韓国人職員は最近、1人デモしかできることがない。先月25日に防衛費制度の改善を要求しながら青瓦台(チョンワデ、大統領府)の前で断髪までしたチェ委員長は、7日には駐韓米大使館の前でデモを行った。