サムスン・LG、4-6月期がさらに心配
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.06 10:28
サムスン電子とLGエレクトロニクスが早ければ7日、1-3月期の暫定業績を発表する。新型コロナウイルス感染症が両社の業績にどれほど影響を与えたかが観戦ポイントだ。見通しは明るくない。証券会社はサムスン・LGエレクトロニクスの1-3月期の業績予想値を相次いで下方修正した。
金融情報会社エフエヌガイドによると、証券会社が予想(3日基準)したサムスン電子の1-3月期の売上高は平均55兆4930億ウォン、営業利益は6兆1232億ウォンだった。売上高は「アーニングショック」となった昨年1-3月期(52兆3855億ウォン)に比べて3兆ウォン以上増加するが、営業利益は前年同期(6兆2332億ウォン)より減少するという予想だ。証券会社が1カ月前に提示した数値と比較すると、売上高は2%減、営業利益は7.3%減。
ハンファ投資証券は最近の報告書で「新型コロナの影響が本格化し、スマートフォンやテレビなど需要が急減し始めた。4-6月期まで業績の悪化が避けられない」と説明した。大信証券は「新型コロナの影響で1-3月期にサーバー用半導体とスマートフォン・パソコンの対中国輸出が振るわなかった」と分析した。