韓経:海外建設工事が次々と「シャットダウン」…中東発「受注の崖」か=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.03 11:17
「新型コロナウイルス感染症で海外の工事が中断している。さらに国際原油価格の急落で発注までが減り、どうすることもできない状況に直面している」(大手建設会社関係者)
国際原油価格が連日急落し、海外プラントなど受注と工事が危機を迎えている。入出国と通行が制限されて現場の運営が中断したり、大規模工事の入札と発注が延期されたりしているのだ。
建設業界によると、大林産業がマレーシアのポートディクソン地域で建設中のウルサド(ULSADO)石油精製工場とサムスン物産がクアラルンプールなど5カ所で建設している複合モール・オフィスビルの現場運営が中断した。マレーシア政府が新型コロナの感染拡大で自国内のすべての移動を制限する緊急措置を施行したからだ。サムスン物産の関係者は「先月31日までだった移動制限が14日まで延長された」とし「工事がいつ再開されるか分からず、対策を準備中」と話した。