米国、一日に1000人死亡…人工呼吸器大乱でロシアに協力求めた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.02 16:17
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による一日の死者数が1000人を超えた米国が1日(現地時間)、人工呼吸器を購入するためにロシアに協力を求めた。命に危険のある重症患者が増えて人工呼吸器の需要が急増しているにも関わらず、入手先がないためだ。世界的生産工場の中国さえも、この日欧州で中国製医療機器の不具合問題が起こったことを受け輸出規制措置を取った。
モーガン・オルタガス米国務省報道官は同日夜に声明を発表し、「先月30日にドナルド・トランプ大統領とロシアのプーチン大統領の間で行われた首脳電話会談の後続措置としてロシア製の人工呼吸器と個人防護具(PPE)を含む医療機器を購入することで合意した」と述べた。また、「購入した機器は1日にニューヨークに到着し、連邦緊急事態管理庁(FEMA)が購入した」と付け加えた。