韓国大企業社員も構造調整の恐怖…「机なくなるかも」在宅勤務になっても出勤
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.27 09:52
大韓航空に在職中のAさんは、現在無給休暇中だ。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)事態より前の昨年末から無給休暇に入った。今のところ予定されている休職期間は5月末までの約6カ月間だ。しかしAさんは最近、非常に思い悩んでいる。新型コロナウイルス感染症で会社の事情が急激に悪化しているからだ。実際、大韓航空の役員は来月から経営状態が正常化するまでの給与を返納することにしている状況だ。Aさんは25日、「20年近く献身して勤めてきた会社ですが、戻れるか心配」とし「復帰しても、微妙な部署に異動になったりしたら結局会社を辞めなければならないのではないか、無給休暇者同士、いつも話している」とため息をついた。
CJグループ系列会社に在職中のB部長は最近、1日置きに出勤している。新型コロナウイルス感染拡大のため、会社では従業員を3組に分けて勤務することにした。算術的には3日に1回出勤すればいいが「訳の分からない不安感」から隔日出勤を選んだ。B部長は「原則は在宅勤務というが、役員はほぼ毎日欠かさず出勤しているのに何もせず家にいるのは心情的に負担なる」とし「在宅勤務が続く間は、このような形で出勤を続けるつもりだ」と語った。