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【噴水台】オリンピックの主人公

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.20 10:36
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1988年ソウル夏季オリンピック(五輪)招致戦のライバルは日本・名古屋だった。日本第3の都市である名古屋は江戸時代以降、東京と京都の中間にあるため「中央の首都」、中京と呼ばれるほど大きな都市だった。

当時の韓国と日本の経済力および国際的地位を考えればソウル五輪招致は驚くべきニュースだった。日本はオリンピック招致戦で煮え湯を飲まされ、10年後の長野で冬季五輪を開催した。

 
最近、五輪開催都市はどこも莫大な財政赤字を抱え込んでいる。65兆ウォン(約5兆7300億円)の経済効果があると言っていた平昌(ピョンチャン)冬季五輪も決して「儲かる商売」だったとは言い難い。三度の挑戦の末に勝ち取った冬季五輪という点と、韓国で夏冬五輪開催を果たした意味はもちろん大きかった。

このような理由で国際オリンピック委員会(IOC)は最近、五輪開催都市の選定で困難を強いられてきた。日本は3回(1964年東京夏季、1972年札幌冬季、1998年長野冬季)も五輪を開催したが、招致戦が始まるとまるで「常連客」のように登場した。IOCでは「ありがたい国」だともいえる。

日本はもともと1940年東京で夏季五輪を行う予定だったが、日中戦争と第2次世界大戦の勃発で挫折した。予定通りに行われていれば、当時世界新記録保有者だった故孫基禎(ソン・ギジョン)選手が五輪マラソン2連覇を成し遂げていたかもしれない。もちろん日本強占期の国なき悲しみに再び甘んじなくてはならなかったかもしれないが。

中止・延期説が流れている今年の東京夏季五輪に対して、IOCがひとまず「正常開催」決定を下した。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)が世界的パンデミック(大流行)状況になり、五輪を予定通りに開催できるのかという厳しい批判を受けている。

1896年に最初の近代オリンピックが始まってから、大会が中止になったのは5回(夏季3回、冬季2回)だけだ。すべて第1・2次世界大戦の時だった。感染病の拡散によって五輪が中止あるいは延期になるなら、これもまた未曾有の事態になる。

一番もどかしい思いをしているのは、過去4年間、「最高の舞台」に向かって汗と涙を流してきた全世界の「オリンピアン」たちではないか。天文学的な中継権料に代表される最近の五輪が真のオリンピック精神から遠くなったと言われるが、脚本のないドラマを演出する者こそ五輪の本当に主人公だからだ。

イ・ドンヒョン/産業1チーム次長

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