주요 기사 바로가기

トランプ大統領「どこから来たか知っている」vs習金平主席「発祥地を明らかにせよ」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.16 16:03
0
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発祥地をめぐる米中の攻防が激しい舌戦にまで激化している。

ドナルド・トランプ米大統領は13日(現地時間)、「我々は皆、ウイルスがどこから来たのか知っている」と述べた。事実上、中国から来たという話だ。

 
これに対する習近平中国国家主席の回答が16日、同日発行された中国共産党の政治理論誌「求是」に掲載された。習主席は「必ず全力を尽くしてウイルスの発祥地を明らかにせよ」と中国の研究陣に指示した。

習主席の発言は2日に中国解放軍医学研究院と清華大学医学院に現場視察に出向いた時に出たものだ。しかし、必要なタイミングで指導者の過去の発言を出す中国の慣行を考慮すると、トランプ大統領の「中国叩き」への反撃とみられる。

「求是」は同日、「疫病と戦って勝つためには強大な科学技術支援を提供しなければならない」という見出しの記事で習主席が2日に初めてウイルスの発祥地研究を指示した内容を比較的詳細に紹介した。

習主席は疫病を追いやるための6つの努力を強調したが、発祥地の研究はそのうち3項目目に挙げた。習主席はウイルスの根源と伝播経路の研究に対する全面的な計画を立ててウイルスがどこから来てどこへ行ったのか明らかにするように指示した。

また、習主席は「専門家によると今回の新型コロナウイルスは非常に狡猾で発祥地を探る作業が大きな困難に直面しているそうだ」と述べた。新型コロナの発祥地を探すのは容易ではないことを習主席本人も把握しているということだ。

しかし、習主席は「新技術の発展はウイルスの起源を探す新たな手段を提供する」とし、ウイルスのタンパク質と異なる受容体の結合特徴を利用して、疑わしい動物の中間宿主の可能性を評価するように要請した。

更に、人工知能やビッグデータなどの新技術で伝染病と発祥地を調査して精度と効率を高めるよう求めた。特にウイルス由来の伝播経路の研究は疫病制御に非常に重要だから、必ず全力を尽くして明らかにすることを要請した。

習主席の新型コロナ発祥地に関する言及が中国メディアに紹介されたのはこれまで合計3度ある。習主席が2日に続き4日に開かれた政治局常務委員会でも継続してウイルスの発祥地の研究を強化するように指示した。

習主席の発言公開に先立ち、トランプ大統領は13日、ホワイトハウスで開かれた記者会見で中国について「彼らはウイルスがどこから来たか知っている。我々は皆ウイルスがどこから来たか知っている」と力説した。トランプ大統領の発言は前日、中国外務省の趙立堅報道官がツイッターに「『おそらく米軍が武漢に新型コロナウイルスを持ち込んだのだろう』と主張したのを見たか」という記者の質問に答える過程で出たものだ。

先立ってトランプ大統領は11日の対国民談話でも「中国で始まったコロナウイルス」と表現し、ロバート・オブライエン米ホワイトハウス補佐官は同日、「中国の隠蔽が2カ月間、世界に甚大な被害をもたらした」と非難した。

趙報道官のツイートは米疾病管理センターのロバート・レッドフィールド主任が11日、米国のインフルエンザ死者の中には新型コロナに感染して死亡した人もいるだろうと認めてから出たもので、これはそれまで米国の「中国叩き」発言に対する反撃の意味合いを持っていた。

このようにコロナ発祥地をめぐるG2間の神経戦はこれまで双方とも引かずに行われてきた。1月末に中国のインターネット空間では昨年10月18日から27日まで武漢で開かれた世界軍人体育大会に参加した米軍がウイルスをまき散らしたといううわさが広まった。

これについてトム・コットン米上院議員が武漢の中国政府の研究所と生物兵器プログラムが今回のウイルスに関連しているという疑惑を提起し、駐米中国大使の崔天凱氏が2月9日に「馬鹿げている」と激しく反発した。

その後しばらく沈黙が続いていた神経戦は2月27日に中国の呼吸器疾患の権威、鍾南山氏が「武漢で出現はしたとしても発祥地ではない可能性がある」と述べたことで再び火がつき、これに習近平主席が口を挟んで更に火が広がった。

中国の新聞社(中新社)も最近新型コロナ関連の3大疑惑として発祥地の疑問、中間宿主の疑問、米国要因の疑問を挙げた。米国要因と関連し、今月10日に米ホワイトハウスの請願サイト「We the People」に投稿された文章を紹介した。

そこには米国陸軍最大の生物化学兵器基地であるメリーランド州所在のフォート・デトリック(Fort Detrick)が昨年7月に閉鎖された真の原因と同基地が新型コロナウイルスと関連があるのか明らかにすることを求めると書かれている。中国の実験室ではなく米国の研究室から出た可能性もあるということだ。

問題は、新型コロナウイルスの発祥地を探す作業が容易ではないという点だ。中国武漢ウイルス研究所の石正麗研究員は11日、中国の健康時報とのインタビューで「初期サンプルの採取に失敗し、ウイルスの発祥地と中間宿主を確定することは困難」と述べている。

習主席自身も専門家が発祥地探しに困難を極めていることをすでに知っている状態だ。だから中国はウイルスの発祥地を事実上明らかにすることは不可能という判断の下、「出現はしたが発祥はしていない」という言葉で濁しながら責任を回避しているという分析が出ている。

趙立堅報道官の注目を浴びたツイートが出た背景だ。趙報道官のツイートは13日、デービッド・スティルウェル米国務省東アジア太平洋担当次官補が崔天凱駐米中国大使を呼び出して厳重に抗議するほど大きな波紋を起こした。

これについて米共和党のジョシュ・ホーリー下院議員は自身のツイッターで趙報道官を「中国外務省のならず者」と呼ぶという激しい発言を浴びせ、ついにはトランプ大統領の「どこから来たか知っている」と習近平主席の「必ず明らかにせよ」という攻防戦まで引き起こしている。

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP