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韓経:客室数1015室のソウル一流ホテル、900余室が「空室」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.13 09:57
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12日午前、ソウル小公洞(ソゴンドン)ロッテホテルのロビーは閑散として物寂しい雰囲気が漂っていた。スタッフ数人が見えるだけで行き来する人がいなかった。普段、ソウルで最も混雑するホテルなのかと思うほどだった。ホテル関係者は「客室が1割しか埋まっていないと思う」と話した。同ホテルの客室数は新館・旧館合わせて1015室。900室が空いているということだ。

この日見て回ったウェスティン朝鮮、ザ・プラザなど都心の他の一流ホテルも「開店休業」状態だった。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)拡散以前は7~8割だった客室稼働率は、今月に入って1割前後まで急落した。外国人、内国人を問わず多重利用施設であるホテルを避けているためだ。

 
中国買出し商人と外国人観光客でにぎやかだったロッテ・新羅(シルラ)・新世界(シンセゲ)など市内免税店の状況はもっと深刻だった。ロッテ免税店明洞(ミョンドン)本店に入ると、マスクをした販売スタッフが客を迎えようと待機していたが、その様子は「警備兵」のようにも見えた。この日出勤した職員は600人余り。客は一階に10人ほどだった。年間5兆ウォン(約4300億円)近い売上高を誇っていた世界最大の免税店の面影はどこにもなかった。

ロッテ免税店関係者は「先月の売上は昨年同月に比べて4割以上減った」とし「今月は訪問客がほとんどなく、今後も店を維持できるかどうか分からない」と話した。

ロッテ・新世界・現代(ヒョンデ)など国内のデパートは今月16日、大部分の店舗で臨時休業に踏み切る。「定期休日」にして休業するという説明だ。だが「店を開けているほうがむしろ損害を被る最近では、休むほうがいい」という愚痴もこぼれる。

当初、デパート各社はこの日営業しようとした。1月のソル(旧正月)連休に二日休んだうえ、2月にも一日休業していることから、一日でも店を開けて品物を売らなければならない状態だった。

デパートは月平均一日休むのが原則だ。だがこの原則を新型コロナが崩壊させた。店を開けるより閉めたほうがいいというほどデパートは最悪の状況に陥っている。あるデパート役員は「日ごとに売上が減っていて心配で、怖い」と話した。

韓国で最初の感染事例が報告されてから50日余りが過ぎた。消費市場は真っ先に衝撃を受けた。現場では最近、「消費絶壁」を実感している。オンラインショッピングなど極めて一部の分野を除くと、消費市場は急激に縮小した。デパートの実績悪化はその一断面だ。

韓国でデパートは流通市場における「最後の砦」と言われていた。景気の悪化やオンラインショッピングの拡大など、さまざまな悪条件の中でも、なんとか善戦していたという評価を受けていた。だが、新型コロナはデパートを「一度も経験したことがない」奈落の底に突き落としている。

国内1位のデパート、ロッテ百貨店の最近50日間(1月20日~3月10日)売上減少率は前年同期比27.5%に達した。新世界百貨店(-20.7%)、現代デパート(-22.4%)なども20%以上売上が減った。デパートの売上を支えてきた名品ブランドさえ「マイナス」に転じた。国内のあるデパートのこの期間の海外名品ブランドの売上は4%減少した。昨年の名品販売は20%近く増えた。

デパートは休業だけでなく短縮営業カードまで切った。ロッテ百貨店は今月7日から平日は午前11時にオープンして午後7時にクローズしている。1時間30分も営業時間を縮小した。ロッテ百貨店が設立された1979年以降、41年間で初めてのことだ。新世界デパートも多くの店舗営業時間を平日1時間、週末1時間30分それぞれ短縮した。あるデパート関係者は「新型コロナが長期化すれば、閉店したり希望退職を募ったりするデパートも出てくるだろう」と表情を曇らせた。

ホテル・免税業界の状況はこれよりもさらに良くない。ロッテ・新羅など、大企業系列のホテルでさえ客室の8割以上が空室だ。ソウルでは漢江を挟んで北も南も一様に状況は良くない。ホテルが密集しているソウル明洞のあるホテル関係者は「300室近い客室のうち、たった2室しか埋まらなかった日もある」と打ち明けた。江南(カンナム)のあるホテル関係者は「客室10%だけ埋めてもうまくやっていると言われる」と伝えた。一部の中小型ホテルは丸ごと休業した。小公洞クラウンパークホテルソウルもその一つだ。今月11日から臨時休業に入った。来月末まで営業しない方針だ。

ホテルのレストランも次々と休業に入っている。ウェスティン朝鮮ホテルソウルの「アリア(Aria)」が、今月に入り平日休業に入った。アリアは韓国3大ホテルバイキングレストランに挙げられる名所だ。新型コロナ以前はひと月分の予約が埋まるほど商売がうまくいっていた。ロッテホテル本店メインタワーのクラブラウンジと「ピエールバー」も今月8日から休業に入った。ロッテホテル蚕室(チャムシル)店のバイキングレストラン「ラセヌ(La Seine)」は朝食をなくして平日の営業は中断した。

グランドハイアット・ソウルのバイキングレストラン「ザ・テラス」、JWマリオット・ソウルの「The Margaux Grill」および「MOBO Bar」、インターコンチネンタル・ソウルコエックスの「プレソリ」なども休業中だ。

免税店も同じだ。国内1位のロッテ免税店の先月売上は前年同月に比べて40%以上減少した。新羅、新世界など他の免税店も売上が半減した。

今月に入ってからは落ち込みがさらに激しくなった。「現状維持も難しい」という話も出るほどだ。ロッテ免税店は金浦(キンポ)空港店の営業を12日から中断した。明洞本店、蚕室店など市内免税店の営業時間も短縮した。新羅免税店も金浦空港店の営業時間を3時間30分短縮した。休業も検討中だ。

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