「ゴルフ場売上50%減、遊園地70%減」 韓国全国でコロナ悲鳴
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.09 10:55
京畿道(キョンギド)のA半導体装備会社は新型コロナウイルス感染症の影響で今年の経営目標を事実上あきらめた。中国との交流が中断し、新規受注と従来の物量の納品がすべて不可能になったからだ。同社の代表は「半導体装備の特性上、注文生産方式であるため、設計と仕様を合わせて稼働までサポートするには年間300日間ほど中国に常駐しなければいけない」とし「しかし出張がふさがって売り上げは今年に入って15%以上減少し、今後もどうなるか分からない」と話した。また「我々も問題だが、お金が回らないので30-40社の国内協力会社も厳しい状況」と伝えた。
新型コロナ事態が1カ月以上も続き、地域の産業と経済が悪化している。業界は「危機のドミノ」現象を心配している。大韓商工会議所によると、先月から稼働した「新型コロナ対策班」には6日現在、企業から357件の相談があった。最も大きな困難はやはり売上減少(38.1%)だった。このほか部品・原材料の需給(29.7%)、輸出関連(14.6%)、防疫用品不足(5.3%)、労務人員管理(4.8%)などあらゆる面で問題が生じている。