コロナで憤った民心「文大統領弾劾」請願100万超
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.28 07:14
「文在寅(ムン・ジェイン)大統領の弾劾を促す」という青瓦台(チョンワデ、大統領府)国民請願が27日正午ごろ、参加人員が100万人を超えた。今月25日午後の回答基準である20万人を超えて2日で80万人以上が加勢したもの。4日に掲載された該当請願は「中国すべての地域を入国禁止するべきだった」と批判して「文在寅大統領を韓国の大統領だと考え難い」とし「弾劾」を主張した。
2017年就任100日を迎えて青瓦台国民請願をオープンした文大統領としては「逆襲」にあったわけだ。「国民が尋ねれば政府が答える」というモットーで米オバマ行政府が始めた「ウィー・ザ・ピープル(WE the PEOPLE)」を参考にした国民請願は当初の趣旨とは違い「社会の統合よりは葛藤や嫌悪や暴露だけをあおる」という批判を浴びたこともある。これについて与党では「ろうそく精神を受け継いだ直接民主主義の手本」と評価した。政治懸案に関しては与党寄りの請願に偏る現象が強く、「与党の拡声器」という見方もあった。歴代最も多くの人々が参加した国民請願は昨年4月183万人が同意した「自由韓国党解散」だった。このほかに「チョ・グク法務部長官を必ず任命」(75万7730人)などにも多くの人々が参加した。