韓国外交部長官「中国で韓国人隔離は過度な対応…韓国は自制してきたのに」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.26 07:07
中国の一部地域で新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の拡散を懸念して韓国から出発した入国者などを隔離措置している状況について康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が「過度な対応だと判断している」という見方を明らかにした。中国と疎通しながら抗議していると話した。
康長官は25日(現地時間)、ドイツ・ベルリンで開かれた核拡散防止条約(NPT)に関連したストックホルム・イニシアチブ閣僚級会合に参加した後、記者会見で「われわれも中国に対して対応を自制してきたが、中国もそれに相応して自制して過度に対応しないように引き続き疎通する必要がある」と話した。
また「われわれも新型肺炎事態の序盤に武漢など湖北省から来る外国人の入国を禁止したが、各国の評価にともなう措置に対してわれわれが干渉することではない」とし、「しかし、われわれが国内で注いでいる努力を考えた措置が取られるべきで、韓国から来たという理由で条件を付けずに入国を禁止するのは絶対に受け入れられない」と強調した。