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韓国外交部長官、国連演説で「コロナ拡散国家の嫌悪・送還に深い懸念」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.25 09:18
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康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が24日(現地時間)、新型コロナウイルス感染症(コロナ19、新型肺炎)発生国家に対する嫌悪および差別、本国送還措置に対して深い懸念を示した。この日、スイス・ジュネーブ国連事務所で開かれた「第43回国連(UN)人権理事会」高官級会議の基調演説でだ。

康長官は「コロナ19の感染発生国数が増加し、各国政府は大衆の恐慌をもたらす措置を取るより科学的な証拠に基づいて予防措置を取って終息させるための全地球的な努力に力を合わせることが重要だ」として「最近報告されているコロナ感染発生国出身者に対する嫌悪および憎悪事件、差別的な出入国統制措置および恣意的な本国送還に対して深く懸念している」と話した。

 
韓国で新型肺炎感染者が800人を超えると一部の国家では韓国人と韓国に滞留した外国人の入国を阻止している。イスラエルやヨルダン、ベトナム・ダナンとアフリカのモーリシャスなどだ。韓国と協議せず入国禁止など制限措置を取ったことを狙った発言とみられる。

康長官は韓国の新型肺炎の対応策を紹介して最近韓国の感染者の急増に関しては新天地教会を取り上げた。康長官は「現在、韓国は他の多くの国家と同様にコロナ拡散防止と感染者の治療のために全力をつくしている」とし、「数日間感染者数が多数が密集した集いを進めた特定宗教を中心に急増し、政府は感染病危機警報を最高レベルである深刻段階に引き上げた」と説明した。

康長官は新型コロナの対応に関連して世界保健機関(WHO)および他国と協力する意志があることを積極的に示した。

また「韓国政府は国際公衆保健危機に対するWHOの勧告を順守してWHOおよび今回の事態に影響を受ける他の国と情報を共有して緊密に協力している」と話した。同時に、康長官は「コロナ危機に対応する過程で韓国の公衆保険および医療施設の統合的なデジタルインフラが重要な役割を果たしてきている」として「多くの教訓を他の国と共有する準備ができている」と話した。

康長官はこの日、現地で行われたインタビューでもイスラエルの突然の韓国人入国禁止措置を批判したことがある。「入国を制限することとすでに入国した人を送りだすのは次元が違う」として「過剰対応」と評価した。また「各国の措置を見守っている」として「過剰対応をしないように現場にいる韓国公館が駐在国政府と緊密に疎通している」と伝えた。

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    韓国外交部長官、国連演説で「コロナ拡散国家の嫌悪・送還に深い懸念」

    2020.02.25 09:18
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    康京和外交部長官が24日(現地時間)、国連ジュネーブ事務所で開かれた第43回国連人権理事会の高官級会議に参加して演説を行っている。[写真 外交部]
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