「ダイヤモンド・プリンセス」に韓国人乗組員1人残る
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.22 10:53
新型コロナウイルス(COVID-19)集団感染事態が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に韓国国籍者の中では乗組員が1人だけ残っている。このクルーズ船には乗組員5人を含む韓国国籍者14人が乗船していた。
21日、駐日韓国大使館によると、この日、船に乗っていた韓国国籍者3人が陰性判定者に分類され下船した。先に一般乗客の下船が開始された19日に1人、20日に3人が帰宅した。
また、韓国への帰国を希望した6人と日本人の配偶者1人が19日未明に空軍3号機で韓国に戻った。
日本厚生労働省は19日から21日までの3日間、陰性が確認された乗客を合計970人下船させた。
現在ダイヤモンド・プリンセスには乗組員約1000人と、陰性判定を受けたが感染者と同じ客室を使用していたため経過観察期間が更に必要な乗客など約300人が残っている。
これらの人は個別に算定された潜伏期間に合わせて追加隔離を経なければならない。
日本当局は長期船室隔離に対する批判の声が高まると、彼らを国家管理施設に移送して滞在させる案を検討している。
共同通信は厚生省が船内に残っている乗組員も下船させる案を検討中と伝えた。