韓国自営業者97.6%「売上減った」…不況に最低賃金上昇に「三重苦」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.21 10:31
20日午前ソウル、明洞(ミョンドン)。観光客の足が絶えなかった通りは閑散としていた。目で見ても数えられるほどの人しか行き来していなかった。韓国料理店を経営するAさんは「冬休みなので客は増えなければならないが、新型コロナ事態以降、外国人はもちろん韓国人の客までほとんど来ない」とし「景気低迷で売上は減り、最低賃金上昇で人件費は上がり、週52時間の実施で夕方の会食客は減少する渦中に大きな悪材料がもう一つ大きくなったといえる」と訴えた。
自営業者が新型コロナウイルス感染症(コロナ19)事態でノックダウン危機に直面している。景気不振と人件費・賃貸料の上昇などですでに追い詰められている状況で、新型コロナという「強烈なパンチ」まで食らったのだ。小商工人連合会のチェ・スンジェ会長は「外食業、在来市場、一般商店などを問わず客足が減り、少なくて半分、多くて9割近くの売り上げが減少したというのが現場の声」と話した。