イランが「サムスン叩き」、韓国外交部は米国に局長派遣…日本はイラン説得で効果
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.21 07:52
写真=イラン外務省のアッバース・ムーサヴィー報道官は14日(現地時間)、ツイッターにサムスン電子の店舗の看板を撤去する写真を載せた。韓国に向けた公開的な警告だ。[写真 ツイッター キャプチャー]
イランが米国の制裁のため一部の事業を中断したサムスンに対して露骨な対応を見せる中、韓国政府は外交部当局者を米国に急派した。外交部によると、洪鎮郁(ホン・ジンウク)アフリカ・中東局長が19日、急いで米国に向かった。米国務省または財務省の関係者に会い、対イラン制裁の一部免除を引き出すためだ。
具体的な制裁免除案について政府は、人道的な物品支援をしたスイスの事例を念頭に置いている。スイスは米政府の承認を得てイランに薬品と食料の一部など人道的物品を輸出する「スイス人道貿易手続き(SHTA)」を今月3日に開設した。韓国もその間、人道的貿易に限りイランとの関係を維持したが、昨年末からこれも米国の反対で中断したという。