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【コラム】中国の「国家資本主義」、疾走したが新型肺炎で弱点表す(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.17 14:40
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◆「ブラックスワン」武漢事態で揺らぐ

しかしこうした見方が最近ブラックスワン(予想できない突発事件)のように登場した事件で支持を得ている。この事件は先月武漢で本格化した新型コロナウイルス感染症だ。国家資本主義が21世紀の中国の富国強兵にプラスに作用したが、隠れた限界を天下に表した。

 
海外メディアはここに注目し、潜伏していた中国の全体主義体制の弱点が一挙に表れていると指摘している。「その間、中国人は安定と繁栄に対する代価として個人の権利を譲歩してきたが、新型コロナ事態をきっかけに共産党の指導方針に根本的な懐疑を抱き始めた」(NYT)ということだ。NYTは中国版ツイッターのウェイボを引用し、「武漢肺炎事態は政治的な無関心が我々をどこに連れていくかを見せている」という中国人の怒りを紹介した。このコメントは中国当局が強制的に削除する前に7000件の共有と2万7000件の「いいね」を記録した。

「木強ければ則ち折る」という言葉そのものだ。皇帝を凌駕する習近平国家主席1人体制で中国の夢に向かって走っていた中国としては、国家資本主義にも限界が見え始めた。ピーターソン国際経済研究所(PIIE)報告書によると、中国民間部門の流動性危機が悪化している。中国の国営銀行の貸出は2013年には国営企業35%、民間企業57%だったが、2016年にはそれぞれ83%と11%に変わった。このようにすべての資源を国営企業に集中し、民間企業の不渡りや倒産が増加する悪循環が生じている。

サウスチャイナモーニングポスト(SMP)は中国求職専門サイトの招聘ドットコムが事務職8900人を対象にアンケート調査をした結果、昨年、相当な負債を抱えることになったと答えた比率が34.6%と、前年比で12.7ポイント増えたと報じた。米国家科学院(PNAS)によると、中国のジニ係数は世界最高水準だ。中国の所得格差の本質は、PNASの指摘のように中国政治体制の構造的問題のためである可能性が高まった。国家資本主義は中国経済の規模を拡大するには効果的だったかもしれないが、資源配分の非効率性によって生産性の限界を表したということだ。疾走していた中国の国家資本主義が諸刃の剣であることが表れたということだ。武漢事態に今後も注目しなければいけない理由だ。

キム・ドンホ/論説委員

【コラム】中国の「国家資本主義」、疾走したが新型肺炎で弱点表す(1)

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