大韓航空労組「趙顕娥側が推薦の専門経営者、航空産業の基本も知らない」
ⓒ 中央日報日本語版2020.02.14 15:45
大韓航空労働組合が、韓進(ハンジン)KALに新規社内外取締役8人を選任しようという内容の趙顕娥(チョ・ヒョンア)前大韓航空副社長側の株主提案に対し、「推薦された専門経営者は航空産業の基本も知らない門外漢」と主張した。
大韓航空労働組合は14日、「大韓航空の2万人の労働者は憤怒する、そして警告する」という題した声明書で、「趙前副社長側の株主提案は、大韓航空と韓進グループを掌握し、自由に操って私利私欲を満たすという意図」とし「2万人の労働者はこれに対して憤怒し、警告する」と明らかにした。
前日、趙前副社長と行動主義ファンドKCGI、バンド建設グループ(以下、株主連合)は3月の韓進KAL株主総会を控え、新規社内外取締役8人を選任しようという内容の株主提案を提出した。趙源泰(チョ・ウォンテ)韓進KAL代表取締役の再任に反対し、専門経営者を韓進KAL社内取締役に推薦するというのが骨子だ。