4月総選挙控えて…GSOMIA廃棄論、青瓦台で急浮上(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.12 06:58
韓国政府消息筋は「日本から譲歩を引き出すための戦略・戦術的次元ならいざしらず、実際にGSOMIA終了まで辞さないという考えなら、昨年11月韓国の『GSOMIA終了猶予』宣言を事実上『GSOMIA維持』と受け取っている米国を相手に行うべき外交的費用は相当なものになるだろう」と憂慮した。
また、青瓦台の方針通り、3月中にGSOMIA終了イシューが再浮上する場合、結果的に4月総選挙の核心争点になる見通しだ。政府消息筋は「青瓦台内部でGSOMIA終了主張を主導しているグループは、外交安保および政務ラインの若手の参謀だと承知している」とし「4月の総選挙を控えているという点で、日本に対する強硬論に再び始動がかかる可能性がなくはない」と懸念した。青瓦台関係者はこれに関連して、「新型コロナウイルスへの共同対応や7月東京オリンピック(五輪)など、韓日間の協力事項が多い状況で、日本側が輸出規制に前向きな立場を取ってほしい」としながら「総選挙を控えて反日雰囲気を利用するというわけでは全くない」と説明した。