韓国政府、支出増えて「税収パンク」…税金主導成長に赤信号
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.11 09:29
政府の歳入を左右する国税収入が政府の予想より1兆3000億ウォン(約1200億円)少ないという「税収パンク」が発生した。税収欠損が生じたのは2014年以来5年ぶり。歳出が増える一方、歳入は減少したからだ。国の資金を投入して景気を浮揚させようとする文在寅(ムン・ジェイン)政権の「税金経済」に警告灯がついたという意味でもある。
韓国政府は10日、「2019年会計年度総歳入・総歳出実績」を発表した。これによると、昨年の歳入は402兆ウォンだった。前年(385兆ウォン)比で17兆ウォン増えたが、当初の歳入予算(404兆1000億ウォン)より少ない。