細菌戦疑惑の日本731部隊の新文書を発掘…「暗号が使われた部分も」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.10 07:37
満州を舞台にして細菌戦を準備していた日本の関東軍配下731部隊と関係のある新しい資料が日本で公開された。今月9日、毎日新聞によると、1950年9月旧厚生省の復員局留守業務部第3課が作成した「資料通報(B) 第50号 関東軍防疫給水部」というタイトルの資料だ。防疫給水部は731部隊の正式名称だ。
今回公開された資料には「関東軍防疫給水部行動経過概況図」という大型図面(横60センチ、縦90センチ)が含まれているが、これにはハルビンに置かれていた本部や支部の部隊構成が記されている他、ソ連の対日参戦後の日本への引き揚げ経路なども図示している。また、軍医52人、技師49人など、終戦時の氏名や部隊構成を明らかにしてきたと京都新聞は伝えた。