日帝時代に創氏改名を余儀なくされた町名が変わる=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.07 07:41
京畿道安城市(キョンギド・アンソンシ)の最東端にある地域名は「一竹面(イルジュクミョン)」だ。この地域は本来竹山郡(チュクサングン)南一面(ナムイルミョン)・南二面(ナムイミョン)・北一面(ブギルミョン)・北二面(ブギミョン)・蹄村面(チェチョンミョン)など5カ面で構成されていた。「竹山郡」は1895年まで近隣郡・懸を管轄していた竹山府があったことから名付けられたという。日帝時代に日本は「竹山郡」をなくした。その代わりに、この地域を安城郡に編入させた後「竹一面」と名付けた。だが、まもなく苦情が提起された。「竹一」という発音が「悪口のようだ」という指摘だった。(訳注:韓国語で「チュクイル」は「殺す」の発音と似ている)論議に巻き込まれると「竹一面」は3年後、「一竹面(イルジュクミョン)」に名前を変えた。
京畿地域の邑・面・洞の40%が「一竹面」のように日帝強占期当時変更された地名を今まで使っていることが分かった。日本が韓国人固有の情緒と意識を抹殺するために推進した創氏改名(日本式姓と名前を持つように強要)が土地名に拡大したわけだ。いわゆる「創地改名」だ。