韓経:「新型肺炎ショック」で海外債券発行行き詰まる…韓国企業上半期16兆ウォン償還厳しく
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.06 10:20
大韓航空が3億ドル規模の海外永久債(新型資本証券)発行を延期した。新型コロナウイルスによる肺炎が拡散し世界の金融市場で不安心理が大きくなった余波だ。「新型肺炎ショック」が産業現場に続き企業金融市場に広がるのではないかとの懸念が出ている。
投資銀行業界によると、大韓航空は当初今月に予定した海外永久債発行を先送りすることにした。同社は既に発行した永久債(約7000億ウォン)が今年に入り相次ぎ早期償還時期を迎えるのに備え新たな永久債発行を準備してきた。だが新型肺炎拡散で国際金融市場がぐらつき発行環境が悪化したためやむをえず資金調達時期を遅らせることにした。