【コラム】力による平和を追求してこそ北朝鮮も真の対話に臨む(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.31 17:38
「非核平和」は、韓半島の平和を実現するための必要条件だ。核とミサイルで武装した北朝鮮を容認した状態での韓半島の平和は「屈従の平和」だ。反戦平和の路線を掲げる主張が非核平和を放棄したわけではない。しかし、非核平和の達成のためには、いくつかの条件が満たさなければならない。
まず、問題の核心は「朝鮮半島の非核化」ではなく「北朝鮮の非核化」という厳然たる現実を受け入れなければならない。北朝鮮が主張する朝鮮半島の非核化は最終的に韓米同盟の構造転換を要求している。彼らが言う「わが民族同士」という修辞は外勢を追い出し韓民族だけで安保を論じようということで、これは最終的に韓米同盟の解体による軍事安保上の優位性を達成することを意味する。