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【社説】やりたいように全部やる韓国執権党のネロナムブル

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.24 09:19
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文在寅(ムン・ジェイン)政権発足時、与党圏支持者の間では「私たちのイニ(文大統領のニックネーム)、やりたいことは全部やって」という言葉が流行のように広がった。新政府に対して無限の力を与えるものだった。今、「やりたいことは全部やって」という言葉は与党圏ではなく野党圏支持者の間から出ている。だがニュアンスは違う。反対や批判にもかかわらずに、結局はやりたいように強行する政府・与党に対する冷笑と自嘲が含まれている。

虐殺に近い検察人事とあわせて、最近与党では「自分側」に対する総選挙用免罪符が隠密かつ大胆に発行されている。

 
昨年11月、制度圏の政界を離れるとして政界引退を公開宣言した任鍾皙(イム・ジョンソク)前青瓦台(チョンワデ、大統領府)秘書室長に対しては、党代表と公薦管理委員長が先を争って出馬を推奨している。任氏は青瓦台下命捜査疑惑に連累して検察の調査対象に入っている。そのような任氏に対して、与党「共に民主党」の李海チャン(イ・ヘチャン)代表は「お迎えしたい」と話し、公薦管理委員長は「当然、役割を果たさなければならない」と言って復帰の地ならしをしている。このような背景のためなのか、任氏は検察の取り調べ要請を先送りしている。

民主党公職選挙候補検証委員会は一昨日、尹建永(ユン・ゴンヨン)前青瓦台国政企画状況室長に適格判定を下した。総選挙出馬に問題がないということを政府与党が公認したといえる。尹氏も柳在洙(ユ・ジェス)前釜山市(プサンシ)経済副市長に対する監察もみ消しを請託した疑惑が持たれている。検察は、チョ・グク前法務長官の職権乱用権利行使妨害控訴状に、柳在洙氏の要請を受けて当時民政秘書官として監察中断を請託したとし、尹建永氏の名前を記した。青瓦台下命捜査疑惑および蔚山市長選挙介入疑惑に連累した宋炳ギ(ソン・ビョンギ)元蔚山副市長、黄雲夏(ファン・ウンハ)前蔚山地方警察庁長官も総選挙に出馬すると手を上げた。

国家司法権の厳正さを知る普通の人なら、そのような発想すらできないことだ。司法のものさしが当てられている人々に対し、政府・与党が前もって免罪符を発行しているような格好だ。検察や裁判所には見せかけ用の捜査や裁判をしろという無言の信号であるも同然だ。いくらなんでもこのようなネロナムブル(注)も他にない。

4年前の総選挙で過去の政府は傲慢とダメヅマリ、国民を顧みない内部の派閥争いで自滅した。その過ちと失敗、傲慢の政局で現政権が誕生した。与野党は入れ替わったが、傲慢とダメヅマリの手法は今でも与党の周辺を徘徊している。「やりたいように全部やれ」という言葉に含まれた恨みと怒りを直視できないなら、民心は怒った荒波になるかもしれない。

注…「私がすればロマンス、他人がすれば不倫」の略語で、「自分のことは棚に上げて他人を非難する」の意

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