韓経:大韓航空、旅行会社と日本路線収益金を共有へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.24 08:54
大韓航空が海外旅行客の減少で財政問題に直面している旅行会社と収益金を共有することにした。国内トップの航空会社として、中小企業との共生を通じて厳しい業界状況を克服していくという意図だ。
大韓航空は今月28日から3月31日まで自社と契約関係を結んでいる旅行会社およそ800カ所を対象に日本路線販売額の3%(約10億ウォン、約1億円)を支援する計画だと23日、発表した。大韓航空が旅行会社と販売収益を共有するのは今回が初めて。
大韓航空の「旅行会社支援」は趙源泰(チョ・ウォンテ)韓進(ハンジン)グループ会長が提案したという。趙会長は最近の社内会議で「深刻な問題を抱える旅行業界の事情を把握し、旅行会社との共生案を模索しよう」と述べた。航空業界トップとして業績不振の旅行会社を支援し、共生経営の哲学を実現しようという趣旨だ。